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行政書士業務 障害福祉

車イスでヘルパーと自動車を使って外出!

 暑い暑い夏も終わり、涼しい秋がやってきます。紅葉もきれいで、食べ物もおいしい時期です。ところで皆さん、障害・高齢者問わず車イスの方が介護者(ヘルパー)と街中を歩いているシーンを見たことありませんか?ではそういった方々はどうやって自宅から外出先へ移動しているでしょう?

8割がた公共交通機関徒歩です!ヘルパーはサービス提供時間中原則利用者さんを車に乗せて移動してはいけません。なぜでしょう?答えは簡単です。ヘルパーが運転中はヘルパーは介助できないからですでは、介護サービスをいったん切ればいいのでは?しかし、そうすると運転者(ヘルパー)の給料、燃料費はどうするの?利用者さんから運賃をもらう?これは白タク行為となり、犯罪です!

 では、車を運転できない障害者、高齢者は雨や雪がひどいときは外出を諦めなくてはいけないのか。公共交通機関ではいけない場所は高いタクシー代を出して行かなければいけないのか。

 実はそうでもないのです。輸送業の許可事業として福祉有償運送という事業があります。①非営利法人(一般社団、NPO法人等)の②所定の研修を受けた運転手が③一般のタクシーの半額以下の運賃で登録された旅客に自動車での移動サービスを提供できるというものです。

 自分は行政書士として許可手続きの申請をした後は、お客さんとしてこのサービスを利用して外出をして一石二鳥♪このサービスを使ってお墓参りに行ったり、ハモ食べに行ったり(^^♪料金も良心的でその分美味しいものが食べられますね♪非営利法人の介護事業者の皆さん、利用者さんの外出の幅を広げるためにも検討してみてはいかがでしょうか。

行政書士/相続診断士 木明翔太郎

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