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LGBT

LGBTと介護

 行政書士業務以外にもいろいろやっているせいでたまに自分が何者かわからなくなる木明です(笑)そのいろいろの一つとして一般社団法人ENISHIの業務執行理事を務めています。どんな活動・業務をやっているかはリンク先からHPを見てください。いわゆるLGBT(ゲイ・レズビアン・バイセクシャル・トランスジェンダー)の方々がより暮らしやすい社会になるために士業は何ができるだろう?ということです。現実的に同性婚が認められていない日本では同性パートナーに亡くなったとき相続は発生しないので遺言書で対策するしかないのです…。

 という活動をしている中、介護の方はどうなんだろうとずっと考えてきました。心は女性見た目は男性の方が老後、男性の介助者にお風呂の介助をしてもらうのは億劫だろう。施設にその旨を言ったところで理解は得られるのだろうか。そもそも”同性介助”の同性って何の性なのか?

 と思っていると自分の介護ヘルパーで元女性で現在は性転換もして戸籍上は男性の方が入ってきました。(※本人には記事を書くことは了承済みです)自分にはトランスジェンダーについての基礎知識的なものはあったし、世代も一緒なので、ごく普通に話せるし、むしろ様々な性的マイノリティのあるあるや知識を教えてくれるので勉強になります。今日の朝は彼はアプリTikTokで踊ってました(笑)元気な方です(笑)そんな風に接してると元女性だとかはどうでもよく感じてきます。人対人、利用者対ヘルパーの関係性が大事じゃないかなと思います。

 誰もが障害、けが、歳など様々な理由で介護を受ける日は来ると思います。介護を受ける側、介護を提供する側どちらにも正しく柔軟な理解をすることが大事だと感じます。特に介護事業所の方に考えていただきたいです。もし職員が「実は自分、元男性なんだ」「ゲイなんだ」とカミングアウトがあった場合どうしますか?どういう対応がベストだと思いますか?”同性介助”をどうとらえなおしますか?

行政書士/相続診断士 木明翔太郎

 

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